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5年後、僕は生きていない

死の宣告にへこむ男の日記

フォビドゥン

日記

はい、こんばんは。煙が口から出なくなって三日目、七輪焼きです。

慣れ親しんだものが消えてなくなるのは寂しい物、

むしろ口から二酸化炭素しか出ていない事に違和感を覚えます。

吐いた息が見えないのが怖い。

 

ですが、体調はすこぶる良好、たった三日で実感がわくほどに。禁煙すげー。

まず、24時間目ぐらいの段階で咳と痰が完全に消えました。

ついでに息切れもなくなりました。これまで軽くゼーハー言ってた階段も、

鼻呼吸だけで楽々登り切れるように。

もうこの時点で生き物としての質が上がっているような気がします。

 

次に目覚めがスッキリ。バチコーン!って効果音でもつけて良いぐらいの、

爽やかな起床を味わいました。

布団の中でうだうだしていたのは別に低血圧のせいでも、

僕以外いなくて寒々しいこの部屋のせいでもありませんでした。

ニコチンのせいだったんですね。

数分の満足感と引き替えにこれらの能力が奪われていたとは余りの貿易不均衡っぷり。

条約の見直し迫って本当に良かった。

 

現在も折に触れて「たばこ、吸いてー」とはなります。

が、三日目にもなると、思いはよぎるも別のことやってるうちに忘れてる、

というのを繰り返すようになりました。

一日目はずっと吸いたいと考えていましたが、慣れって怖いものですね。

あんなに離れられないと思っていたのに今や倦怠期の夫婦のような関係。

どんどん心はすれ違い、互いに視界にすら入れなくなり…

やがては納得ずくでの熟年離婚、といきたいものです。

 

元々は手術までとりあえず禁煙、その後の事はそれから考えるかーぐらいの、

軽い気持ちの禁煙でした。それがこれほどの好感触を得られるとは完全に予想外。

今後は仮に吸ったとしても前ほどの勢いでは吸わないでしょうね。

禁煙成功者が体験するという味覚・嗅覚の変化はまだ未経験。楽しみにしています。

 

胸の腫瘍のこと、脇の下のリンパのこと、不安はつきませんが、久々に良い体験が

出来て嬉しかったっという話題でした。