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5年後、僕は生きていない

死の宣告にへこむ男の日記

なくもんか

日記

はい、こんばんは。本日、診察日だった七輪焼きです。

実にうすら寒い日で何より、雨なんかもポロついたりして

人生の先行き不透明感に拍車がかかります。不透明というかお先真っ暗。

一寸先どころか鼻先すら視認できない闇。目つぶってる方がまだ明るいわ。

 

さて、いよいよ二回目の診察日。前回の肩すかし&検査おかわり宣告から一転、

入院の予約までスムーズに決まりました。

四月頭に入院、とりあえず手術で胸腺腫を片付けます。

何で一ヶ月も先なんだよ!と思えますが、ある程度のめどが立って一安心。

悪性リンパ腫、縦隔原発胚細胞腫といったややこしい病気は、

血液検査などの各種検査では見つからず。まだ生きてて良いと言われた気分です。

 

ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。

僕の胸腺腫のすぐそばに大きな血管が通っており、

CTではどうも一部接して見えているそうな。腕頭動脈だったっけな?

位置関係のせいで下手に引っぺがすと大出血、と。

いやぁ、中々楽にしてくれませんね。

一体誰に似たのやら。お父さん、そんな子に育てた覚えはありません。

ましてやお父さんの命を狙う子なんかいりません、山へお帰り。

 

そういうわけで、当初予定していた胸腔鏡での手術では術中のアクシデントに

対処しきれない可能性が出て参りました。

先生曰く「もっと端っこなら取りやすかったのに」

常に考えられうる最悪手を取り続ける男に向かって

○○なら良かったのに、とは。こやつ、言いおるわ、ははは。

 

胸腔鏡手術では術野が限られること、

画面を見ながら器具を操作するという間接的な動きとなる以上、

患部取り残しの可能性が残されること、

その他もろもろの理由から正中線切開術を薦められました。

胸骨をパッカーンと割って直接いじるやつですね。外科医の必須技能らしいです。

 

問題は胸骨を骨折するのと同じ事ですから激痛や入院期間の延長、

ステンレス製固定器具をつけたままにするため、MRIが受けられなくなることなど。

ただ、こちらの場合は広い術野を確保できるため、

不意のアクシデントにも対応しやすく、

さらに患部取り残しの可能性を限りなく0に近づけられる、と。

 

治すためにより確実なのは正中線切開ですが、デメリットも多々。

これを踏まえ、とりあえず最初は胸腔鏡でアプローチ、

血管との絡み具合を目視してもらい、続行が難しそうなら切開に切り替える、

という流れでの手術をお願いしました。

医師の経験と判断に全てをお任せするスタイルです。

ただなぁ、なんだかんだ言って切開になりそうな気がひしひしとするんだよなぁ。

こういう予感は当たるんだ。事態は常に悪い方へ転がるんだ。特に僕の場合は。

 

大学病院である以上、若手の経験値にされる事も考慮に入れてます。

それ自体は別に良いです、着実な指揮監督の下でしっかり手術してくれるのであれば。

問題はどんな状況下での手術だったのか、確認のしようが無いこと。

警察の取り調べ可視化と同じく、手術の記録映像も希望者には公開してほしいですね。

安心できる根拠は一つでも多くほしいのが正直な気持ちです。

 

さて、そういうわけで桜の花開くころ、僕は胸を開いているかもしれません。

胸毛の茂みの奥にはグロい切り傷、需要皆無の発禁画像は勘弁して欲しいと思う

七輪焼きでした。お休みなさい。